平成25年は富士山の世界遺産登録、第32回オリンピックが東京に決定、伊勢神宮の遷宮、空前の猛暑・酷暑日の連続を子どもさん達は体験しました。夏休み中にはお預かりの子どもさんと一緒にスクールバスに乗って大友山へ森林浴。セミ捕りをしたり、川で水遊びをしたり、石手川ダムや松山市水道資料館や松山空港、伊予市の水のない水族館を見学したり、いろいろなことをたくさん学びました。
運動会では、特に年長さんの組体操!東京オリンピック招致をお祝いして側転もカッコよく決まり、とても印象的で感動しました。10月には久万高原町へリンゴ狩りに行きました。今年は夏の日照りで、とても甘く美味しいリンゴをたくさんいただきました。(日野観光リンゴ園さん、ごちそうさまでした!)久万高原町からの帰り道には道後平野が見える旧33号線を通り、奥久谷町へ降りる道中で、たわわに実ったギンナンや非常に珍しい蕎麦(植物)の花を観ることができました。ここからは11月16日の「久谷里山散歩」のお歩きと同じコースを通って久谷中学校を経由し、くたに幼稚園まで帰りました。
また、江南荘でおじいさんおばあさんと手をつなぎ運動会をしたり、6月の田植えから生長し、黄金色に実った稲を一人ひとりの子どもさんが鎌を持ち、収穫しました。作品展もありましたね。子どもさん達が各ホームの保育者と一緒に考えながら想像力を豊かに膨らませ、「協力~心と心の絆の物語」の世界を表現しました。年長児は剣道・茶道を披露し礼儀作法の成長している姿が見られました。6月に植えた紅あずまも大きいものや小さいものまで、子どもさん達はゾウさんにあげるんだと、泥んこになりながら収穫しました。年長児が代表で砥部動物園に届けに行き、感謝状をいただきました。早速、砥部動物園のゾウさん、リカちゃんやヒメちゃん、今年産まれたばかりのトアくんのエサの時間です。今回はなんと、特別に子どもさん一人ひとりエサやりをさせていただき、とても貴重な体験となりました。園外保育でも、水のない水族館にリンゴ狩り、ハロウィンの森に、Re・再来館とたくさんの場所に出かけ、ルールを守り、たくさん遊び、たくさん学びました。先日行ったRe・再来館では、普段は小学生しか体験は行っていない‘手すき和紙作り’を年長・年中さんが特別に体験させていただきました。ルールやマナーがとても素晴らしいね。また来てくださいね。と、褒めていただきました。おもちつきやマラソン大会、クリスマス会・・・2学期も様々な行事を通して学び、子どもさん一人ひとりが素晴らしく成長しています。
このように、冬休みもくたに幼稚園で普段しているように、ご家庭でも生活習慣に留意し、子どもさんにできる手伝いをさせてみてください。また、家族での会話やスキンシップを大切にして楽しい冬休みを過ごしてくださいね。
平成25年12月吉日
徳育学園くたに幼稚園 園長西田昌幸