2021/9/18
ビタミン愛
台風の影響か、季節の移り変わりか、涼しいと思う日が多くなりましたね。
給食も今月は「秋」を感じられるメニューが多く、五感で味わっていただいています。芋炊き、きのこご飯、満月汁、さつまいもご飯、この夏よく採れた幼稚園のナス、キュウリはひとまずこれでおしまいです。また、来年もみんなで植えましょう。収穫のたび、給食先生たちがすぐに調理して下さったり、使って下さったり、いろんなお料理に変身して美味しくいただきました。
給食先生たちも子どもさんたちの「食」をしっかり把握し、食べたい、食べられる工夫をして下さっています。幼稚園の給食はご飯、汁物、主菜、副菜(2種)の一汁三菜(汁物が具だくさんの時は副菜を調整)が基本となっていて、お肉、お魚、バランスのよい献立になっていますが、どちらかというと割合としては和食が多いです。そしてお野菜は毎日たっぷりです!メニューに関しては食材が決まっていますが、可能な限り臨機応変に対応して下さるので、畑直行のお野菜を新鮮なうちに、そして子どもさんたちの気持ちが高まっているうちにいただくことができます。 ご家庭ではお野菜を食べない、苦手だという子どもさんも、幼稚園で野菜を育てたり収穫したりする中で、食べていたり、おかわりをしたりしています。それぞれ量は違いますが、食べた、食べられたという想いを私たちも大事にしています。
先日の満月汁は白玉だんごの予定でした。白玉だんごは弾力があって美味しいですが、この日は白玉粉を上新粉に変えて、別々に入れるいかのつみれと食材ではなかったお豆腐を混ぜて、当初の予定とはちょっと違う満月だんごになりました。お団子を柔らかくした方が、いかのつみれを食べやすくするには・・・と、こんなふうに子どもさんたちの事を考え、献立を立てる時とは違った気付きが調理過程で出て来ることもあり、途中で替わることがあります。そういった給食先生たちの想いや工夫の詰まった給食の栄養を園長先生はビタミン愛と呼んでいます。
ビタミン愛のたっぷり入った給食をたくさん食べて心も体も大きく育ってね。(もちろん、お家ご飯も含めてです!(^^)!)