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園外保育 〜とべ動物園のつぶやき〜
6月12日火曜日は、最高気温31℃の真夏日でした。今日は子どもさん達も楽しみにしていた園外保育です。行き先はくたに幼稚園からも近い、とべ動物園です。5月30日に植えた、紅あずまサツマイモも、とべ動物園のぞうにあげるために植えたため、子どもさんもぞうに会えるのを楽しみにしていました。赤ちゃんぞうも生まれましたが、今回はまだ見ることは出来ないことを伝えると残念そうではありましたが、「もう少し体が強くなったら見れるんよね?」「今はまだお母さんと離れたくないんかな?」と赤ちゃんぞうの気持ちを考えながら話す姿に、ほんの数年前まで、お友達も赤ちゃんだったのになと思い不思議な気持ちでした。

動物園につくと、目の前に広がる景色を見て、子どもさん達もドキドキ、ワクワク、楽しみだな!!と、とても輝いていました。普段は見られない動物を間近で見られるということもあり、「見て!ワニが口を開けとるよ!このギザギザの歯で、ワニはお肉を食べるんよね!」「鳥の足は、枝につかまるためにあんな足をしとんかな?」「キリンの模様は同じようで一つ一つが違うね!」など、一人ひとりが興味や関心を持って観察することができていました。また、動物の疑問に思うことを、飼育員さんに聞いてみようと、近くの飼育員さんに「どうして鳥の目は小さいんですか?」と質問をしてみると、「その動物の体にあった大きさだから小さいわけではないんだけど、鳥はみんなの目よりとってもよく見える目を持っているんだよ。」と教えてもらいました。実際に聞いてみることで(質問)、子どもさん達も「そうなんだ!」「鳥ってすごいんだね!」と幼稚園に帰ってからも強く印象に残っていました。

お昼になると、園内の木陰の所でお弁当を食べました。

シートを広げると、ここにも小さな生き物がいました。
ありです!お友達は「わぁ〜ありがたくさん寄ってきよる。」「怖いよ〜。」というお友達もいましたが、「アリさんもお散歩しよんかな?」「近くに巣があるんかな?」と身近な生き物にも目を向け、観察するお友達もいました。また、前日に動物を比べてみた絵本を読んでいたので、動物の角にはまっすぐな角もあれば、ねじれた角もあったり、短い角もあることや、草食動物は顔が長く、肉食動物は顔が丸いなどを見ていたので、実際の動物の角や顔の長さなどを見ることが出来、「あ、見てみて絵本でみたねじれた角と曲がってる角がある!」と実際に間近に見て友達同士で教えあったり学びあったり感動したり、体験をしていました。

たくさん汗もかき、どの子どもさんもまるでシャワーをあびたのかな?と思うほど・・・(笑)途中途中でとる水分も「ぷは〜おいしいね、生き返る!」と体も潤しながら園内を回りました。

幼稚園に帰ってくると、さっそく絵本を見て確かめるお友達や、動物図鑑をひろげて、「この動物おったけど、これはおらんかったよね〜」とお友達と学びあっていました。その場に行って、楽しかった!で終わるのではなく、「なんでぞうの鼻はあんなに長いのかな?」「どうしてマンドリルのオスは鼻が赤いのかな?」と興味を持ち、好奇心旺盛に話していました。子どもさんの純粋な探究心に心豊かな感受性を抱きながら、また一緒に不思議な発見、新たな発見を見つけ、感じるように努めていきます。



13/07/04 17:05
年長児初めての園外学習(ヨモギ摘み)
吹き荒れる風に青白く光る雷・・・春の嵐も通り過ぎ、この日は青空に太陽の光がサンサンと降り注ぎます。大洲では28℃、松山でも25℃を観測し今年初めての夏日となりました。

今日は子どもさん達と一緒に、大友山のふもとまでヨモギ摘みに出かけます。年長児になって初めての園外学習です。昨年の体験から、摘んだヨモギはお餅に入れるんだよね。ともう12月のおもちつきに期待しています。

大友山のふもとに着くと土用部池という大きなため池があります。子どもさん達はヨモギよりも、まずこの大きな大きなため池に興味を持ちました。「うわぁ〜広〜い。海みたい!!」「お魚が住んでいるのかな?」「アメンボがいるよ。」「水の中が見えないね。」・・・子どもさん達がお話をしていると、園長先生が自分の背よりも大きな(長い)木を拾って来て「見ていてね。」と・・・園長先生はその木を池の中に入れてみます。子どもさん達は何が始まるんだろう?と不思議そうに覗き込みます。池の中から木を取り出してみると木には水の線(痕)が残っていました。その水の線と子どもさん達と背比べ・・・水の線よりも小さいお友達もいれば、「私は鼻の所ぐらいだから大丈夫だよ。」と得意気にいう子もいます。つまり、木で水の深さを測っていたんですね。子どもさん達もこの池はこんなに深いということが伝わりました。園長先生は手をグーンと伸ばしてもう一度木を池に入れてみました。今度は子どもさん達が「えーっ」と目を丸くして驚くくらい、どんどん木が下に下に入っていきます。取り出してみると、なんと、園長先生よりもはるかに高い所に水の線が残っていました。先ほど大丈夫と言っていた子も「こんなに深かったら溺れてしまうね。」と、つぶやきました。もし、僕たち私達がこの池に入ったら・・・と想像してみます。頭まですっぽり水の中・・・息はできるかな?息ができないってどういうことかな?鼻と口を塞いでみます。・・・「あーっ!!苦しいっ」とすぐに手を離します。周りにはつかまるところもありません。こけも生えてとても滑りやすくなっています。お友達はまだ、泳ぐことができません。そんなことを考えてみると、とてもとても怖くなりました。水はどんな時に必要なのでしょう。子どもさん達に尋ねてみると「お料理をする時。」「のどが渇いた時。」「お風呂の水。」「温泉」「顔を洗う時。」「手洗いうがいをする時。」「歯磨きをする時。」「プールをする時。」「お花に水をやる時。」「火事の時に火を消す。」「トイレで水を流す時。」・・・とたくさん考えました。こうやって考えてみると水って私達が生活する上でとても大切なものなんですね。だけど、水には危険なこともある。一歩間違えば自分の命を失うことになる。決して池や川、海やプールには一人では行ってはいけませんよ。必ず大人の人と一緒に行きましょう。そしてお約束を守って遊びましょう・・・。と園長先生は水の大切さと危険、そして命の大切さを教えて下さいました。子どもさん達も真剣な表情で園長先生とお約束をしました。

さて、池から周りを見渡すと、ヨモギがたくさん生えています。春になり青々とした若芽が葉を茂らせています。子どもさん達も「上のほうの葉っぱが若い葉っぱだよね。」「茎から外して優しく摘むんだよ。」とお友達同士教え合い(学び合い)ながら両手いっぱいにヨモギの葉を摘んではカゴへと集めます。「ヨモギの葉ってギザギザしているね。」「緑色をしているよ。」「柔らかいね。」「お薬みたいな匂いがするよ。」と五感を働かせて様々な発見をします。「葉っぱの裏が白いよ。」「どうして白いのかな?不思議だね。」「裏はお日様の光が当たらないからかな?」「葉っぱの裏から匂いがするよ。」「なんか白い所がフワフワしてるよ。」・・・もっと顔を近づけて見てみると、「なんか毛が生えてる。」そうです。ヨモギの白い部分は白い毛がビッシリと生えているんですね。「うわっ、これって毛だったの?何で毛が生えてるの?」「ヨモギのお爺さんだから?」「虫から身を守るため?」・・・子どもさん達は、何故?どうして?と疑問や不思議を感じ自分なりに答えを導きだそうとしていました。ヨモギだけでなく、「先生ナナホシテントウがいるよ。」「得意技は‘登る’ことだよね。」「ダンゴムシもいるよ。得意技は‘まるまる’ことだよ。」と、前日に読んだ絵本のお話を思い出します。モンシロチョウにミツバチ・・・ただ、「あっ、ちょうちょ!!」と見つけたものを言葉で表現していた年少さんの頃、図鑑で昆虫の名前を覚えた年中さんの頃、そして年長さんになって、昆虫の名前や特徴にも興味が膨らんでいます。

カゴいっぱいにヨモギを摘んだ後、「先生、暑くなってきたよ〜。半袖になってもいいですか?」と、汗ばむ子どもさん達は少しずつ、暑かったら服を脱ぐ。寒かったら服を着る。と自分で体温調節もできるようになってきました。このような不思議な発見、新鮮な体験をしているんですね。

お昼の時間になり、荏原の町が一望できる池のほとり(土手の上)でパンと牛乳をいただきました。「あっ!!あそこに幼稚園が見えるね。」「生涯学習センターも、江南荘も見えるよ。」と、おゆうぎ会をした場所や、江南荘でおじいちゃんおばあちゃんと交流したことも覚えていました。

さあ、帰りは下り道です。一つ年下の年中さんと手をしっかりと握るお兄さんお姉さん。かと思ったら、歩幅が合わずに手をグイグイ引っ張ったり、手を離して先先行ってしまったりするお友達もいましたよ。それでも、1867歩の道のりを30分間歩いて幼稚園に到着しました。「只今、帰りました。おいしいヨモギの葉っぱを摘んできたよ。」と幼稚園で待っていた栄子先生にご挨拶をし、お部屋に戻って一休み。さて次は、摘んできたヨモギはどうしましょう。4人ずつグループごとに分かれてヨモギの葉を丁寧に優しく洗いました。洗った葉はボウルに入れて職員室に届けます。一日お水の中でお休みなさい。(あく抜き)次の日にはお鍋の沸騰したお湯の中にヨモギを入れて茹でます。「わぁ、どんどん小さくなっていくよ。」「ジャガイモみたいな匂いがする。」「ホウレンソウみたいになったよ。」「お水の色が黄緑色?茶色っぽくなったよ。」とヨモギや茹で汁の変化に驚きながら、茹でたヨモギは冷まして冷蔵庫へ・・・これからお料理パーティーやおもちつきで使いましょうね。おやすみなさい。

年長になって初めての園外学習。水の危険を学んだことから、自分の命の大切さや自分の命を守るためのお約束を改めて考えました。歩いて幼稚園に帰る時も、車が来たら止まる。道を渡る時には左右を確認する。交通ルールを確認しました。これも自分の命を守るための方法ですね。また、ヨモギも若芽が芽生えていたように新しい命の芽生え。その命を私達が食べて生きるためにいただいているということ。昆虫も植物の蜜を吸って生きている。お仕事をしているということ。私達の命、自然の命全ての物に命があるということをたくさんの自然の中で改めて感じました。

お部屋で、子どもさん達一人ひとりに聞いたヨモギ摘みの感想を子どもさん達の言葉のまま紹介しますね。
・園長先生が木を拾って水の中に入れた意味がわかりました。
・テントウ虫が小さなヨモギの上に座っていました。ヨモギの葉はどうして白いのか不思議でした。
・ヨモギの茎に葉っぱがたくさんついていました。
・ヨモギを摘むのが楽しかったです。若い所を摘みました。
・ミツバチがぼくについて来て、ゾウさんのポーズをしました。(防災ダックより)
・園長先生がアメンボを見つけてくれて嬉しかったです。
・木の根っこがあって、ヘビみたいでした。
・ヨモギ摘みが楽しかったです。
・ミツバチが蜜を吸ってハチミツを作っていました。
・ヨモギの葉に白い毛が生えているのは「自分の身を守るためだと思いました。」
・園長先生が池に落ちないかな〜と心配しました。
・たんぽぽがたくさん咲いていてきれいでした。ひっつき虫が先生の服についていて面白かったです。
・テントウ虫やハチがかわいかったです。
・たぬきの地図があって、くたに幼稚園を見つけました。
・先生とお友達みんなで行ってお弁当を食べてうれしかったです。
・池の右側の所が深かったです。だんだん沈んでいって怖かったです。
・ヨモギのいい匂いがしました。



13/05/01 21:57
共育〜心と心の絆、ふれあいを通して感動したこと〜
幼稚園の子どもさん達は、中学生のお兄さんお姉さんが来てくださるのをとても楽しみにしていました。「お兄さん達の好きな動物は何かなぁ?」「早く一緒に遊びたいなぁ。」と胸が高鳴り張り切っていたお友達。ところが、中学生のお兄さんお姉さんを目の前にするとびっくりしたような表情で思わず後ずさりをしてしまうほど大人しくなりました。年長児(5歳児)や年中児(4歳児)は、幼稚園を卒園すると「次は小学生になるんよね。」と、次の成長への一歩を知っているお友達もいます。しかし、小学校が終わると・・・?という問いかけには困ってしまうのです。私達大人は、幼い頃→小学校→中学校→高校→大学→就職と成長している経験があります。しかし、子どもさん達は‘今’を見て、聞いて、感じて一瞬一瞬を成長しているのです。‘中学生’という子どもさんの想像の世界。実際に見た中学生のお兄さんお姉さんの姿は、幼い子どもさん達からみるとあまりにも大人に見えたのでしょう。体の大きなお兄さんお姉さんに驚いてしまったようで‘怖い’と感じるお友達もいました。だけど、この気持ちも大切にして見守り、援助することで、この子どもさん達にも段々と気持ちの変化が表れました。

各グループに別れ、お兄さんお姉さんと一緒に自己紹介をします。普段は、誰よりも元気な声でご挨拶をし、とてもしっかり者のSさん。初めて会ったお友達にも自分からかけよっていくような女の子です。しかし、大きなお兄さんを前に恥ずかしそうに体をくねらせながら自己紹介をしています。どうしてでしょう?また、一人っ子のお友達は自分からお兄さんお姉さんとどう接したらいいのか分からず、なかなか近寄れないようです。しかし、その中の一人であるKさんはお兄さんに抱っこされたことがすごくすごく嬉しかったようで、中学生さんが帰った後も「お兄ちゃんが抱っこしてくれた。また遊びたい!」と私のそばに来てはピョンピョンと飛び跳ねながらずっと笑顔でお話しをしていました。よほど嬉しい体験としてKさんの心の中に焼きついたようです。

時代の変化やそれに伴う家族構成。一人ひとりの育つ環境の違いによって様々な世代の人と関わる経験は極端に異なります。Sさんの兄弟関係をみてみると妹が一人いる一番上のお姉さんです。自分よりも幼いお友達や同年代のお友達との関わりの中ではリーダーシップを発揮しますが、年上のお友達との交流が少ない分、お兄さんお姉さんの前ではどう接していいのか分からず委縮してしまいます。

絵本や手遊び、そしてコーナー遊びと時を重ねお互いにお話しをし、段々と肌と肌とがふれあう距離、そして心の距離が縮まっていく様子が目に見えて感じました。あっという間に交流の時間が過ぎ、今日はありがとうございました。というご挨拶の後、各お部屋で今日過ごしたお友達とさよならをします。私が中学生さんより後にお部屋に戻ると、そこには幼い子どもさんと中学生さんの笑顔いっぱい!嬉しそうに声を出してはしゃぐ子どもさん。お兄さんお姉さんに抱きついて「抱っこ。」と甘える子どもさん。手を握って離さない子どもさん・・・朝の緊張感はどこにもありませんでした。中学生のお兄さんお姉さんも喜びながら抱っこやおんぶ、肩車、グルグルと回してくれたり・・・グループの子どもさんだけでなくホームのお友達一人ひとりに温かく接してくれてお兄さんお姉さんの頼もしさや優しさを感じました。

最後に子どもさんと一緒にアーチを作ってお見送りです。もちろん子どもさんが作るアーチなのでとても可愛く小さなトンネルです。しかしお兄さんお姉さんは「ありがとう」「うわぁ、小さくてかわいいなぁ。」と、とびきりの笑顔で微笑みます。子どもさん達は「どうぞ。」と、大きな体のお兄さんお姉さんが通れるように懸命に背伸びをし、手の指先まで力いっぱいにかかげています。今か今かと待ち遠しくてたまりません。お兄さんお姉さんは大きな体を小さくして子どもさん達の真心にこたえようとしてくれます。お互いがお互いを思いやる。お互いに刺激し合い、お互いに学ぶ。そばで見ていた私もそんな子どもさん達の姿にとても嬉しく思いました。(中学生のお兄さんお姉さん幼い幼稚園の子どもさんの様子)

お天気もさようならの寂しい気持ちに比例してどんどん激しくなる雨。時間もせまっています。しかし、アーチをくぐり抜けても、靴箱には向かわないお兄さんお姉さん。そのくらい、子どもさんとの関わりを楽しみ可愛い、名残惜しいと感じたのでしょうか?自分の幼い頃を思い出したのでしょうか?事前に‘やんちゃ’と聞いていたお兄さん。とても明るく優しい笑顔で、子どもさんも「大好き、大好き。」と体いっぱいに伝えていました。子どもさんも中学生さんもきっと大切なことを学んだ時間だったと思います。

中学生さんが帰るときにも雨が降っているにも関わらず、玄関先、靴箱まで身を乗り出して「さようなら〜。お兄ちゃんお姉ちゃんまた来てね。」と、姿が見えなくなるまでずっとずっと手を振っていました。給食の時には「中学生のお兄ちゃんってなんで大きいんやろ?」と呟くT君。「いっぱい食べたけんよ。お肉もお野菜もお魚も」と答えるH君。みんなお箸もすすみます。給食が終わると、お兄さんお姉さんごっこが始まり、お兄さんお姉さんがしてくれたようにお友達と輪になりお姉さん役の子が絵本を読み、お兄さん役の子が手遊びをし、今日の体験を早速お友達同士で表現していました。お迎えのD君はお母さんを見つけるなり猛ダッシュで駆け寄り「今日Sお兄ちゃんがね、抱っこしてくれたんよ」ととびきりの笑顔で伝え、お母さんも「よかったね。」と優しく微笑みます。次の日にも、その次の日にも、そのまた次の日にも「先生、今日お兄ちゃん、お姉ちゃん来る?」と、お兄さんお姉さんの来園を楽しみにしていたり、「僕はA兄ちゃんと遊んだよ。」「私はYお姉ちゃんがぎゅーってしてくれたんやけん。」初めの出会いで緊張を隠せなかったSさんまでも「今度来たらチューしてあげる。」なんて呟いたりしています。‘怖い’と感じたお兄さんお姉さん、一日、いえ、たった1時間のふれあいでお兄さんお姉さんは幼い子どもさんにとって‘かっこいい’‘やさしい’‘力持ち’とイメージが変化しました。きっとお兄さんお姉さんに憧れ、僕もこんなふうになりたいなぁ。とヒーローのように感じたのかもしれません。今でも一緒に遊んでくれたお兄さんお姉さんの名前を覚え、話しが尽きることはありません。

子どもさん達の楽しかったという気持ちや姿は近くで感じることが出来ましたが、中学校までバスで帰る際、中学生のさんもたくさんのお友達のことをお話ししていたことを園長先生から聞き、中学生さんも子どもさんと同じように無邪気に楽しんでくれたのかな?お互いにとって意味のある意義のある交流であったように感じます。同時に、私も中学生の頃を思い出し、今幼稚園教諭として働いているのは、中学生の時の職場体験での子どもさんとの関わりがきっかけであったこと、将来を真剣に考え強い気持ちで夢への第一歩を踏み出したことを思い出し、また、初心に戻って頑張ろうという気持ちや、この仕事をさせていただけることへの感謝の心を再確認する機会となりました。

本当に本当にありがとうございます。

最後に・・・
子どもさんと中学生さんの出会い(交流学習)から、ふれあいを通して時間が過ぎると共に子どもさんと中学生さんの心と心の絆が深まっていく様子が見てとれて、そばでみていた私もとても嬉しかったです。

園長先生が普段からおっしゃっているように、徳育教育の素晴らしさを実感し、夢と感動の物語の一瞬一瞬に胸が熱くなり私も涙がこぼれそうなくらい感動しました。



13/02/05 18:30
私と小鳥と鈴と〜一人ひとりの成長を見つめて…〜
11月27日(金)気持ちの良い青空の下run!!ランラン♪走ろう、うたおう、奏でようの発表を無事終えることができました。本番、舞台に立つ子どもさん達一人ひとりの成長の過程が思い出され感動して胸が熱くなりました。

私のホームでは、1学期から継続して金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』を詩っています。およそ1mサイズの紙に『私と小鳥と鈴と』の詩を書き、壁に貼りました。文字に興味を持ち始めた子どもさん達は、すぐに壁に貼ってある詩に気付き、「わ・た・し・と・こ・と・り・と・す・ず・と か・ね・こ・み・す・ず・・・」と一文字一文字ゆっくり読み始めました。何日かすると、かなこさんは「先生聞きよって〜!!」と暗唱を始めましたではありませんか!!あっという間に詩を覚え、始めから最後までスラスラと読むことができ、とても驚きました。そんなかなこさんの姿を見て僕も私も!!と、先生(私)に聞いて欲しくて…自分だってできるんだ!ということを認めて欲しくて…私の前には長い行列が出来ることもしばしばです。誰かがお話している時は、そのお話が終わるまでは待ちましょうね。(他人(ヒト)の邪魔をしない)そんな普段からのお約束が習慣になり、僕も私も早く先生に聞いて欲しい!という気持ちを抑え、一列に並んで順番を待つ。という方法を子どもさん達自身で考えたのですね。

もちろん、初めから全員が暗唱できたわけではありません。列に並んでいるお友達の中にも「私と小鳥と鈴と 金子みすゞ 私が両手をひろげても…」あれ…?なんやったっけ?と困ったような照れくさいような表情を浮かべる子どもさんがほとんどです。だけど、私が初めての文字を伝えたり、ジェスチャーをしたりすると、あっ!!そうそう思い出したという表情でまた詩いはじめます。途中、詩を忘れてしまっても、途中で詰まってしまっても、決してそれは失敗ではありません。だって、僕もできるんだよ。誰かに聞いて欲しいよ。と思える意欲や積極性がぐんぐん育っているんです。一人ひとりを認め、共感し、たくさんたくさん褒めました。そして、「あと最後の「鈴と小鳥とそれから私」の所だけやね。」と、具体的にその子に応じた言葉かけをし、励ましました。

手を洗っている時、給食の準備や片付けの時、着替えをしている時、誰かが「私と小鳥と鈴と…」と、口ずさむと、ついつい私も。そして周りにいるお友達までも一緒に詩いだします。

詩を覚え、先生にたくさん褒めてもらうと、子どもさん達はそれだけでは満足いかなくなります。次は「お友達の前で発表したい!!」と…そこで朝の会では「私と小鳥と鈴と」の発表会を始めました。みんなの前で発表してみたい人?と、問いかけると手を挙げたのは8人程度。そこで、一番初めに詩に興味を持ち暗唱を始めたかなこさんにトップバッターをお願いしました。

自分で前に踏み台を準備し、堂々と発表することができました。次に同じ問いかけをしてみると、ほとんどのお友達が手を挙げました。(挙げていないのは3人)お友達の前に立つと緊張して詩を忘れてしまったり、まだ覚え切れてなくて詰まってしまったりしても、今度は私ではなく、座って聞いているお友達が初めの文字を伝えたりジェスチャーをしたりしてお友達に教えてあげる。そして終わった後には「たかしくんすごーい!!」「あと少しやね!!」と褒めたり励ましたり拍手をしたり…そんな子どもさん達の姿を見て、これ、私(保育者)がしてたこと…と心が温かくそして微笑ましく思いました。大人の様子をよ〜く見て模倣し真似をして成長しているんですね。一度発表したお友達は自信を持ち、何度も何度も手を挙げます。しかし、3人だけ何日も過ぎても手を挙げません。私と1対1で向き合うと上手に暗唱できるのに…もったいない…。そこで、ある日発表したいお友達ではなく前の友達から順番に一人ずつ発表していくことにしました。そうすると、手を挙げなかったお友達も自分の順番が来ると嫌がることなく前に出て少し小さな声ではありましたが、最後まで発表することができました。見ているお友達も、この3人が初めて発表したのを分かっているんです。「はじめてやね。上手にできたね。すごい、すごい」とお友達に褒められ、はにかんだ表情。だけど、皆の前に立ち発表できた。そして褒められた。という経験が自身になり、次の日からはその3人も手を挙げるようになりました。あてて欲しくててを挙げて「先生、先生っ!!」とアピールする程です。引っ込み思案な一面が積極性に変わった瞬間です。

このような子どもさん一人ひとりの成長をお家の方にも見て欲しいと思い、作品展で『私と小鳥と鈴と』を発表することにしました。椅子を並べてステージを作り、並び順、入場から練習しました。あるお友達は、興味・関心、好奇心が旺盛で前に立つと保育者の合図、指揮が見れません。悪く言えばキョロキョロして落ち着きがない…。また、別のお友達は、大勢の人から見られているということを強く意識し、ゴソゴソと手を動かしたり、口が開いていなかったりします。

また、音楽(CD)のない暗唱では呼吸、タイミングを合わせるのはとても難しいことでした。その都度その都度、注意を促したり、前で指揮をする私自身のやり方を子どもさんが興味を持てるように創意工夫してみたりするうちに少しずつ少しずつ落ち着いて私の合図・指揮を見てくれるようになりました。すると、自然と私と子どもさん達の呼吸が重なり、タイミングが合うようになりました。最近の練習では保育者の合図や指揮を見ること呼吸を合わせること…まるで初めからできていたかのように感じるほどです。一回一回の練習を通じて一人ひとりの成長の過程が思い出され毎日毎日胸が熱くなりました。

園長先生から、最後は手話でご挨拶をするようにアドバイスをいただき、子どもさん達に、普通に挨拶をするのと手話でご挨拶するのとどっちがいいかな?と問いかけると、「手話でしたい!」「手話のほうがかっこいい」という子どもさん達がたくさんいました。その中でもなつこさんは「耳の不自由な人もきとるかもしれんもんね。」とつぶやきます。夏の祭典で手話で唄ったお友達の大好きな「にじ」のうた。手話がどんな時に役立つのかしっかり覚えていたんですね。

さあ、いよいよ、発表の日が近くなりました。しかし、当日欠席する子どもさんが出てしまいました。このことをお友達に伝えると、とても残念そうな表情を浮かべました。しかし、その子どもさんのお家まで届くぐらい元気に詩おうや!!と。他人を思いやる心、優しい心が芽生えているのですね。子どもさんの成長にとてもとても感動しました。人前に出るのが苦手なお友達、今までの練習で自信をつけたのか、それとも仲良しのお友達のために…と使命を持ったのか…?お友達に心配りが出来るほどに育っているのです。このように子どもさんの自立した姿が見えてとても嬉しい出来事でした。たとえ、本番お休みしたとしても1学期から「私と小鳥と鈴と」を詩い一緒に成長し自立しているホームの一員なのです。

本番も一人ひとり、堂々として前に立った時にはお家の人ではなく私の顔、合図、指揮をしっかりと見てくれました。その瞳はキラキラと輝いています。元気な声で可愛らしい笑顔で…青々とした大空に、お友達のお家まできっと、きっと子どもさん達の歌声や思いが届いたことでしょう。最後のご挨拶の前にこうじ君の「どうも」と元気に響き渡る声は自信と優しさに満ち溢れていたした。

私も当日、園長先生からホームの発表の最後に一言保護者の方へお礼を伝えるように言われていたのに、今までの私自身の思いとか子どもさんの姿とか…すごくすごく感動して感極まって言葉になりませんでした。

一人ひとり、みんな違っていて一人ひとりの心豊かな素晴らしさを見つけました。(発見)くたに幼稚園の特色でもあります、一人ひとりを大切にこれからもその子の持っている素晴らしいところ(能力・脳力)を魅きだし伸ばしていけるように、そして自分だけでなくお互いがお互いを認め合えるような人になれるようにと…願いを込めて(育てる・education)「私と小鳥と鈴と」の詩をうたいました。

本当にありがとうございました。



13/01/23 21:37
心の教育について
◎転んでも一人で起きられる子どもに
・大人になって、苦労・困難にぶつかったとき立ち向かっていくことの出来る力を養う。(今の自分の力では難しいことにも、挑戦しようとするパワーがある。)


◎夢をもった子どもに
・未来に夢と期待を抱くことが出来、なおかつ現実の姿も学んでいくことが出来る。(日々、夢と感動と物語がある。)


◎周りが見える子どもに
・他人の話を静かに集中して聞くことが出来るようにする。
・自分の考え・気持ちを表現出来るようにする。(家族の団欒・近所の子ども同志の集団遊びなど、人と人との心の触れ合いがある。)


◎心の優しい子どもに
・時間を忘れて本の世界に没頭することで、言語能力が成長し感性が豊かに、さらに人間性の向上にも繋がる。
・生きていること自体を純粋に喜ぶことが出来るようにする。(まだこんなにも恵まれているという感謝の心がある。)


◎最後まで頑張りぬく子どもに
・親から注意を受けて育った子は、判断力・責任感がない。(集中力・判断力・責任感・使命感がある。)


   くたに幼稚園 園長 西田昌幸



12/12/25 18:28
秋季運動会号
すばらしい秋晴れの下、くたに幼稚園の運動会が盛大に行われました。プログラムも盛りだくさん用意し、会場の方々全員が参加・参画・参観できる様に配慮しました。

特に今年度4月に入園以来、『見せる保育』とか『見せる運動会』ではなく「子ども中心の教育」「子ども本位の教育」ということに主眼を置いて頑張ってきました。教育者中心のカリキュラムではなく、「子ども主体」の保育カリキュラムが大変重要なカギになります。「子ども主体」という言葉も文字も分かりますが、意味を間違えますと、大変な間違いになります。そこで詳しく申し上げます。

私たちは「自由、自由」とか「自由にのびのび」などをよく口ずさみます。
大変なじみやすいですし、また、耳当たりも心当たりも非常に安らかで心地よいものですね。実は、「自由」には種類があり、教育で言う「自由」とは「責任ある自由」であります。それでは、「責任のない自由」とは、放任ということになります。
昔から「三つ子の魂百まで」と言われてます通り、幼少の最も重要な時期に親や教育者(私たち成熟した大人)の知性や教養はもとより成熟した大人!人間的資質の向上心を常に培養することこそが最も重要な教育力といえましょう!

カントは乳幼児期にしつけ教育を受けずに育った人間は一生不幸である!と言っています。また、子どもに成ってほしい(育ってほしい)と要求しているあなたがその人物像になりなさい!とも述べています。

幼稚園で何を教えるか
1.ひろい心、健やかな身体、ふたたかな創造力
2.自由、自立と公共の精神
3.世界の中の日本人

大人を一人前とするなら
幼児は20年間の養育期間を必要とします。
「子ども本位」の保育をするためには私たち大人(親・教育者)の正しい意味の理解が必要です。子どもは一人ひとり発達段階や速度が異なります。特に、知的発達、道徳的発達、宗教的情操教育などです。
オープン教育では3つのことが育ちます。
1.自分でやる意欲。自分の意志
2.責任感・自主性
3.適性 その人に合った仕事・職業

「刺激と反応と変容」という教育の営みを、より幅広く効果的に学習するために、くたに幼稚園では一年間の教育計画を立てています。今年度4月から9月までの意志力、豊かな表現能力、全体に調和する個人などの心理面や体力・感性などの発表であります運動会というイベントを体験して、また、たくましく成長されました。子どもさん達の成長・発達に負けない様に私たち大人も日々学習して共に成長したいものです。

21世紀の明日の国家社会を担う「くたにっ子」のために私もより学習して頑張る所存です。子どもさん達「運動会」大変お疲れさまでした。子どもさん達のすばらしい演技を観て、たくましく!また、頼もしく!思えたのは私だけでしょうか。お友達、すばらしい夢と感動をどうもありがとう。

  園長 西田昌幸



12/11/21 17:50
江南荘運動会参加のお礼 〜江南荘の職員様の文章〜
先日は、お忙しい中、江南荘運動会に参加していただきまして誠にありがとうございました。
くたに幼稚園の園児の皆さんによる元気いっぱいのお遊戯やダンス、そして利用者の方々とのパン喰い競争など、とても楽しいひとときを過ごす事ができ、利用者の皆さんも大変喜んでいらっしゃいました。

園児のみなさんのお遊戯やダンスを毎年楽しみにしています。手拍子を送り、孫やひ孫を見守るように今年も応援していました。そしてテントの中では園児さんを自分の膝の上に乗せ、微笑ましい笑顔のやり取りをする利用者さんの顔が印象的でした。園児の皆さんとのふれあいを今後も大切にし、楽しみにしています。

東日本大震災以降も、「絆」が大切にされています。

今回の運動会でも、くたに幼稚園の西田園長先生をはじめ、多くの先生方、そして園児の皆さんとの地域交流、そして世代を超えてたくさんふれあいがはかれ、「絆」づくりができました。

西田園長先生をはじめ、保育士さん、園児の皆さん、本当にありがとうございました。

また来年もかわいらしい園児さんにお会いできますよう願っております。



12/11/21 17:47